Insight Search Search Submit Sort by: Relevance Date Search Sort by RelevanceDate Order AscDesc Newsletter October 31, 2010 Risk Oversight vol.9 (日) 「トップの姿勢(Tone at the Top)の重要性」 リスクマネジメントはそれ単独で機能するものではありま せん。リスクマネジメントには確認・情報提供・助言・監視・ 測定ならびに取捨選択といった機能がありますが、最終 的にコントロールや決断を行うのは、リスクマネジメントで はなく、経営者の役割です。 企業方針・規範ならびに設定されたコントロールと、重要 な時にこれらを適用する規律は、経営者にとって重要な ことです。また、リスクの選好についても取締役と経営者 が意識を共有していることが重要です。企業価値を守 るための注意を払う有効な内部環境がなければ、企業 はただ無謀なリスクテイクへと暴走しかねません。 企業の内部環境とは、具体的には統制環境、業務管理 のスタイル、報酬構造、倫理的かつ責任ある企業行動の コミットメント、オープンで透明性のある報告、明確な説明 責任、企業文化などを言います。これらの要素があい まって、企業の「トップの姿勢… Newsletter November 30, 2010 Risk Oversight vol.10 (日) 「リスク管理を戦略策定と業績管理に統合する」 リスク管理を戦略策定・業績管理へ効果的に統合するこ とにより、経営者は自社の戦略に内在するリスクを適切に 把握し、それに対応し、モニターする組織的な対応能力 に自信を高めることにつながります。その結果、経営者 がいっそう積極的に機会を追求することが可能となるの です。適切な方法論を活用することによって、戦略遂行 が思うようにうまくいかない可能性を理解し、さらに最悪の シナリオが顕在化した場合の損失の大きさを把握でき、 自社が何に注視すべきかが見えてきます。これは、リスク に関わる全ての人にとって重要なメッセージとなります。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter December 28, 2010 Risk Oversight vol.11 (日) 「取締役会のリスク監視が失敗する10のケース」 リーマンショックに伴う企業の倒産劇を顧みて、当時、取 締役にも企業の危機を防ぐ手だてがあったのではないか という自省の念が高まっています。その結果、現在、取 締役会によるリスクの監視が大きな注目を集めています。 とくに今後同じような危機を回避するためにも、金融機関 の取締役には大きな期待が寄せられています。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter January 31, 2011 Risk Oversight vol.12 (日) 「黒い白鳥」(ブラックスワン)に備える 「黒い白鳥」すなわちブラックスワン事象とは、史実・科学・ 金融技術・テクノロジーの既存の常識を超え、予測が困 難・発生が稀でありながら発生した場合の影響の大きい 事象を言います[1]2001年9月11日の同時多発テロや リーマンショックはブラックスワン事象の例です。単純に 言うと、これらブラックスワン事象に共通するのは、従来の 常識にとらわれていては駄目だという教訓です。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter February 28, 2011 Risk Oversight vol.13 (日) 「会社が財務破綻に陥った際の取締役の法的責任」 取締役個人の法的責任リスクは以前にも増して高まって おり、社外取締役も自分を守る予防措置を取る必要があ ります。SOX 法の施行や、過去 50 年で最大となった企 業の倒産件数を背景に、社外取締役に対する損害賠 償請求訴訟は増加しており、社外取締役は、株主、経営 者、債権者、さらには監督官庁にとって格好の標的になっ ています。社外取締役は、自分の判断が自分の社会的 信用に及ぼす影響には気をつけてはいるとしても、会社 のために責任を果たす一方で個人の法的責任を低減 するための行動を取っているかについても自問する必要 があります。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter March 31, 2011 Risk Oversight vol.14 (日) 「COSOリスク監視サーベイの結果」 COSOによるスポンサーの下、プロティビティは 200 人以 上の取締役に対し、リスク監視の現状に関するサーベイ を実施しました。サーベイ結果は、企業のリスク監視プロ セスを改善する方法について示唆に富んでいます。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter January 17, 2023 Risk Oversight 157:北米でESGの重要性は十分に理解されているか 北米の企業は、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関して、欧州やアジア太平洋の企業に比べて大幅に遅れています。この「熱意の差」は何を意味し、取締役会はこれを考慮すべきでしょうか。 Whitepaper January 18, 2019 解説:2019年トップ10リスク ノースカロライナ州立大学ERMイニシアチブとプロティビティが共同で実施した直近の年次調査によると、取締役会のメンバーと経営執行陣は、2019年のビジネス環境は過去2年間と比較して、リスクがさらに高まる環境であると見ています。 業種、規模、地域を問わず、すべての企業のリーダーが異口同音に発している懸念は、自らの事業運営に影響を及ぼす可能性について、一体今後、“何”が起こってくるのかということです。変化のスピードは今までになく早まり、“招かれざる客”ならぬ“招かれざるサプライズ”が一夜にして、ビジネスモデルを陳腐化させ、レピュテーションを失いかねない状況が生まれてきていると危惧しています。 Whitepaper January 16, 2019 ホワイトペーパー:次世代の内部監査―準備はできていますか? ~イノベーションの波を捉える~ 内部監査グループにとって重要な節目に来ています。世界的な金融危機以来、多くの組織、特に金融業界の多くの組織は、グローバルな規制改革の増加に対応して内部監査資源を継続的に追加してきました。規制当局の期待が高まり、必要なレベルのガバナンスと内部統制を維持する必要性に加えて、これらの組織の多くは、何十年も前からのシステム、プロセス、実務を近代化し変革するための取り組みを実行しています。これらのすべては、ビジネスにリスクと機会をもたらし、それらすべてに内部監査は適切に向き合い、対処する必要があります。 本資料では、次世代の内部監査には何が必要か、そのためにはどのような対応が求められるのかについて解説しています。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter September 15, 2022 Risk Oversight vol.154:混迷期における取締役会のパフォーマンス向上 2020年代は、「破壊的な10年」という不名誉なレッテルを貼られかねない時代となりそうですが、その一方で、大きな機会ももたらしています。組織が直面する潜在的で、かつ致命傷になりかねないリスクに備えるために、取締役会はどのような役割を担っているのでしょうか。 Load More